ここでは、バイクに乗る際の服装について解説をします。
下に記載した装備品を持っていない方は、バイク乗車時の安全性確保のためにできるだけ早いうちに購入をする様にしましょう。
バイクウェア
バイクは風を切って走ります。
車と違って外気に直接触れているので解放感があって気持ちよく走れるのですが、その反面、夏でも風の冷たさを感じることがあります。
また、バイクは万一転倒をした時のことを考えておく必要があります。
バイクに乗る時に着るウェアはジーンズなどの普段着ではなく、バイク専用のウェアを着る様にしましょう。
バイクウェアは多少値は張りますが、それで寒さをしのげて安全性を確保できるのならバイクウェアは高い買い物ではないと思います。
ネイキッドなどのオンロードバイクの場合は、革製のジャケットとズボンが一般的です。、
ダート走行に適したオフロードバイクの場合は、強化ナイロン製で膝やひじ、肩などに強化プラスチックで作られたプロテクターが入っている上下のバイクウェアが一般的です。
夏の炎天下の時にはジャケットを着ていると暑いと感じてしまうかもしれません。
そういった方は、夏用の空気取り入れ口の付いたジャケットを購入すると良いでしょう。
ヘルメット
日本はバイクに乗車する際は、道路交通法でヘルメットの着用が義務付けられています。
そのため、バイクヘルメットは必須の装備となります。
主要なバイク用ヘルメットとしてはフルフェイス、ジェットタイプ、オフロードタイプ、システム(フリップアップ)、ハーフタイプの5種類があります。
最も安全性が高いのは頭部だけでなく顎部分も常に覆われているフルフェイスとオフロードタイプです。
ジェットタイプというのは、スクーターに乗る方に利用されることが多いヘルメットです。
顎部分が覆われていないので、安全面はやや低下しますが、圧迫感がないというメリットがあります。
システムと言われるヘルメットは見かけはフルフェイスなのですが、フルフェイスのシールドの様にヘルメットの前面部分を上に開けることができます。
ヘルメットの前面を開けた状態ではジェットタイプと同じように顎が覆われていない状態となります。
このシステムのメリットはヘルメットを脱がなくてもドリンクを飲んだり、食事をすることが出来ることです。
ツーリング中にちょっとのどが渇いたといった時に、わざわざヘルメットを脱がなくてもペットボトルなどの飲料水を飲むことができます。
システムは通常時は顎部分が覆われるのでジェットタイプより安全性が高いです。
ハーフタイプというのはファッション性の優れた頭部の上半分だけを覆っているヘルメットです。
見かけはファッショナブルで良いのですが、安全性を考えると利用するべきではありません。
バイクツーリングに出かける際のヘルメットとしてお勧めなのは、オンロードバイクだとフルフェイス、オフロードバイクだとオフロードタイプです。
ヘルメットは体の中で最も大事な頭部を守るために着用するものなので、見かけのファッション性より安全性重視で選ぶようにしましょう。
グロープ
グローブは万一バイクに乗っていてこけてしまった場合の事を想定して、バイク専用のグローブを購入しましょう。
軍手でも代用は可能ですが、強度はバイク専用グローブと比較するとかなり劣ります。
バイク用のグローブは数千円程度の価格で買えますので、できれば夏用と冬にもバイクに乗る方は寒さ対策がされた冬用のグローブも購入するようにしましょう。
冬にバイクに乗った場合、体の中で一番冷たく感じるのは指先です。
だから、冬用グローブは指先が冷たくならないような厚手のものを選びましょう。
指先が冷たくなってかじかむとブレーキやクラッチ操作にも影響を与えてしまいます。
ブーツ
バイクに乗る時の靴はリアブレーキ操作やギアチェンジが容易にでき、かつ安全性が確保されている必要があります。
転倒時の安全性まで考えると革と強化プラスチックで作られた専用のバイクブーツを着用する様にしましょう。
万一転倒した場合には、バイク車体のエンジン部分と路面の間に足が挟まることも考えられます。
例え、エンジンが高温となっていても、革製のブーツならその熱から足を守ってくれます。
また、革なら転倒時の路面との摩擦からも足を保護してくれます。
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